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寒さと『便秘』

2020年10月23日

今年は秋が短く感じますね。夏のうだる様な暑さから一変して早くも朝晩が冷え込む様になってきました。
本日10月23日は『霜降』らしいです。読んで字の如く霜が降り始める季節という意味の様です。寒いわけですね❄️


皆さんは毎日、自分のうんち💩と顔を合わせられていますか?
今日出たかどうかもわからないなんて方は居ないですね?自分の排泄物は自分の体調のバロメーターです!
かつての中国皇帝のお抱え医師達は、毎日皇帝の排泄物をチェックし治療に活かしていたそうです。それくらい排泄物というのは自分の身体の情報が詰まっているものなんですね。現代の私たちは排泄物を人に見てもらうわけにはいきません、ですからせめて自分自身で日々の変化を観察するようにしましょう。
昨日とは硬さが違った、色が違ったなど簡単な変化を見つけるだけで大丈夫!簡単な事から観察していくうちに、あれ3日も出てないかもとか、色がおかしいとか気になる事が出てくるはずです。


今日は寒さと『便秘』について注意喚起をしていこうと思います。
暖かい季節でも、毎日快便で何も悩む事なんてないわ!
なんて方は少数派だと思いますが、冷え込んでくるとより便秘はひどくなる傾向にあります。また便秘症の7割が冷え性に悩んでいるとも言われており気温と便との関係は密接につながっている様です。
なぜ寒くなると便が出にくいのでしょうか?大まかな原因は4つです。

1、寒くて運動量が低下するため
2、お腹が冷えてしまうため
3、寒くて我慢をしてしまうため
4、水分の摂取量が減るため

解説していきますね。
まずは1番と2番の原因です。
「運動量」と「お腹の冷え」とは、大腸の「蠕動運動」に大きく関係しています。蠕動運動とは大腸がお腹の中でクネクネ動く事によってうんちを肛門側へ押していく動きの事です。この動きが乏しいと当然うんちは肛門へスムーズに運ばれず便秘になります。
この運動を大腸にしっかりしていただく為には、大腸が寒くて縮こまない様キチンとお腹と足の筋肉を使って暖かい血液を大腸に送ってあげる必要があるんです。またお腹を冷やさないようにする事も大切です。


3番目の原因は単純に寒くてお手洗いを我慢してしまう事。
便意を1度我慢してしまうとその間に腸から便の中の水分が吸収され、次にお手洗いに行きたくなった時にはカチカチになってしまう事も多いです。出来る限り無理をせず身体のサインに従ってお手洗いに行くようにしましょう。


4番目の原因は水分不足です。
冬は喉の渇きを感じにくいです。ですが空気は乾燥しているため呼吸によって水分が体外に逃げやすく水分不足が進行します。そうなると失った水分を体がなんとか補おうとしますので、大腸が便から水分を吸収します。結果的に便がカチカチで出しにくい状態になっててしまい便秘に繋がります。
是非喉が乾いてなくともこまめに水分を取る様にして下さい!



大腸が幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンの原産地ですので、そこに便が溜まっていると精神的にもネガティブな思考になりやすいようです。まだまだ寒い季節が続きますが、寒くてもハッピーに過ごせるように自分の身体のご機嫌をとっていきましょう。
次の記事に室内で出来る便秘解消のための運動をアップしようと思います!








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